首位の浦和レッズが最下位の千葉を3−0で破りました。 破ったというよりも、軽く突付いたら千葉が崩壊したという感じです。 砂上の楼閣というかなんというか、とにもかくにもモノ凄い脆かった。
千葉は、前半から限りなくカウンター的な戦術で、後半も一瞬のチャンスを伺っているような感じでしたが、 浦和レッズの田中マルクス闘莉王の先制ゴールで、モチベーションが落ちたのか体力が落ちたのか分りませんが、成す術がないようなくらいに総崩れとなってしまいました。
しかも、後半残り10分くらいからは、どっちが追いかける立場なのか分らないくらい千葉は防戦一方。 普通、後半も30分を過ぎればリードしているチームは勝ち点を意識して守備的になり、追いかけるほうは勝ち点を取るために必死になって猛攻を繰り返すもの。 けれども、この試合では、残り時間が少なくなるにつれ、浦和の攻撃が激化するという逆転現象が起こっていました。
もちろん、最後まで攻撃の姿勢を崩さない浦和レッズの意気込みは素晴らしいと思います。 けど、いくらなんでもアレはないんじゃないかと…
たしかに、2点目の相馬崇人のゴールは田中マルクス闘莉王の諦めない姿勢がナイスアシストになったし、あそこへ詰めていた相馬崇人の攻撃センスというか、ゴール前の嗅覚というのは素晴らしいと思います。 3点目も、細貝萌とエジミウソンの華麗なパスアンドゴーが決めてになったわけで、浦和の攻撃が輝いていたのは事実です。 けど、いくら浦和の攻撃陣が優れているとは言え、曲がりなりにもJ1で戦っているチームであり、少し前には名将オシムが指揮していたチームなのですから、もう少ししっかりして頂きたいです。
首位と最下位なのだから、それが戦力差なのだよ君!と言われれば、『あぁそうですか…』と言うしかないのかも知れませんけど、やっぱり名門のジェフユナイテッド市原が11節を終えて勝ち星無しという状況は少し寂しいです。 しかも、ヨジップ・クゼ監督(55)は浦和に負ければ辞任するというニュースもありましたから、このままでは更に混迷を極めそうな気もします。 ここまで崩れたチームを再建できる人が簡単に見つかるとも思えないし、仮に居たとしても、再建するまではそれなりに時間もかかってしまうでしょう。 ですから、フロントは相当の覚悟を決めなければイケないのかも知れません。 オシム元監督を招聘する訳にも行かないでしょうしね。
ところで、そんなジェフユナイテッド市原・千葉を相手に3−0で勝利した浦和レッズですが、これまたあんまり喜んでばかりも居られない気がします。
今節の相手は前述したような状況の千葉でしたから、最後まで攻撃を継続することが出来ましたけど、これが他のチームだったらこうは行かなかったでしょう。 今回は、永井雄一郎に代わって投入された細貝萌と、このところボランチが定常化してきた田中マルクス闘莉王の連係がカギになって攻撃の歯車が上手く噛み合った感じでしたが、それはあくまでも千葉の「ぬかり」に由来するもの。 エジミウソンとのパスアンドゴーもそう。 もしも相手が千葉じゃなかったら、細貝萌はアソコまで綺麗に動けなかったことでしょう。 結局のところ、中盤でボールを落ち着かせるためのフォローが、まだまだ足りないということです。 相手の寄せが90分のあいだ切れ間なく行なわれていれば、簡単にボールを奪われるでしょうし、前に仕掛けることも難しくなってしまうでしょう。 なので、やっぱり問題は修正されていないような気がします。
それと、きょう観ていて思ったのは、湯浅健二さんが執筆されている『日本人はなぜシュートを打たないのか? 』という本のこと。 先制を決めた田中マルクス闘莉王、3点目を決めたエジミウソン、後半の途中から投入されたエスクデロと、みなさんブラジル系。 スキあらばバンバンシュートを打ちます。 ところが、そんな彼等に比べて、高原直泰、永井雄一郎、梅崎司、それに相馬崇人や山田暢久など、日本人で攻撃に参加するひとのシュートはとても少ないような気がします。 特にドイツ帰りの高原は、相手にマークされているしシュートコースを塞がれているから容易に打てないのは分りますが、それにしても打たなすぎる気がします。 他の選手のフォローが無かったり、遅かったりするのも問題ですが、FWたるもの打ってナンボ。 防がれたり弾かれることが当たり前の世界なので、もっとシュートを打っても良いような気がします。 つうか、高原ほどのストライカーだったら、他の日本人ストライカーよりもゴールになる確率は限りなく高いと思うので、磐田でゴン中山とやってた頃のようにゴール前ではもっとオレオレになって、
ガツガツとロックなシュートをぶっ放して下さい。
ということで、次の12節は川崎フロンターレ、それもアウェーの等々力です。 なので、きょうの勝利に酔いしれることなく、勝って褌を締め直すように心して挑んでくださるようにお願い致します。
日本人はなぜシュートを打たないのか? (アスキー新書 018) (アスキー新書 18)
posted with amazlet at 08.05.06
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タイトルにやられました
くどい!
タイトルの変更を
心に残った言葉…アリバイ作り
こいつはいただけない・・・



