http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080209-00000027-ism-socc
ちょっと信じがたいニュースですね。 私が最初にこのプレミアリーグが国外開催という記事をみたのは、2月9日付けのWebじゃないスポーツ報知でした。
【チェスター(英国)8日】イングランド・プレミアリーグは7日、2010―11年シーズンから公式戦を海外で実施するプランを発表した。現行のシーズン38節に1節追加し、11年1月には東京、ニューヨーク、北京など5都市で2試合ずつ行う計画。カードは前シーズンの順位を元に抽選で決定するという。これに対して面白かったのは、欧州サッカー連盟(UEFA)会長のミシェル・プラティニの発言。
同リーグのスカッダモア最高幹部は「すでに全20クラブの会長が賛同してくれた。これから賛否両論が飛び交うだろうが、我々が始めなくても他のリーグが実施する可能性は高い」と語った。
国際サッカー連盟(FIFA)の規定では、加盟協会の代表、クラブの国際試合実施にはFIFAの承認が必要で、FIFAの広報担当は「詳細を把握した上で、見解を明らかにする」と語った。
「笑ってしまったよ。だってFIFA(国際サッカー連盟)にも、ファンにも、各国のサッカー協会にも受け入れられるわけがないからね」と語ると、「じきにイングランドのクラブからはイングランド人の会長がいなくなるんじゃないか。代表監督はすでにイングランド人じゃないし。イングランド人の選手もいなくなり、イングランドでプレーするクラブもなくなるんじゃないかね。もちろんジョークだけど」
で、AFPニュースでは、プレミアリーグの監督がどう考えているのかが載っていますが、私が気になったのはこの行。
実現すれば、計画導入は2010-2011シーズンから
EPLの提案では海外での試合開催は2010-2011シーズンからで、年が明けた1月の週末に5都市で2試合づつ行われることになっている。
EPLのチーフ・エグゼクティブであるリチャード・スクダモア(Richard Scudamore)氏は、海外で行う1試合で各クラブは500万ポンド(約10億5000万円)以上の収入を得られると試算している。
イングランドプレミアリーグといえば、バークレー。 バークレーと言えばロンドンに本拠地を置くバークレー銀行。 結局のところ収益優先なんですね。 サブプライム問題やら原油取引やらでイギリス経済が急速に冷え始めていることを考えたら、この仰天プランも納得できます。
ただ、リーグ戦の国外開催はFIFAの許認可事業のようなので、商業主義だけが優先した案は却下されると思います。 FIFAのブラッター会長は、じぶん家以外のサッカー組織が拝金主義化することを嫌っているようですしw もっとも、開催が予定されている国にしてみれば、プレミアリーグの試合を生で観られるのだから、嬉しいことに違いはないと思います。 けど、この開催場所に関しても、スポーツ報知では、ニューヨークや東京、北京という場所が出ていますが、AFPの記事には東京が含まれてません。
報道内容が均一でないことを考えると、具体的な計画は未完成っぽいです。 それと、『プレミアリーグの全20クラブの会長が賛同してくれた』という部分も、果たして本当なのか?と疑いたくなります。
なので、色んな報道内容から推察すると、どうもバークレー関係者の勇み足のような気がします。 勇み足というよりも、ある種の戦略かもしれないです。 起死回生の企画をニュースで公にし、世論の反応を観る。 そして、開催予定としている国や地域から、プレミアリーグの開催を熱望させ、それを背景にFIFAを説得しようと。
と云うことは、そこに過密スケジュールの問題なんかが考慮されてるはずもなく、あるのは、何が何でも収益を上げようとする姿勢だけのような気がするので、実現する可能性は限りなく低いことでしょう。
とはいえ、地獄の鬼とFIFAの会長は金次第という諺もある?から、バークレーがどれだけFIFAにバックマージンを渡せるかが、この企画が通るかどうかのカギを握っているんじゃないかと思う次第にございます。



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