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2008年01月01日

浦和レッズがフランクフルトの高原直泰にオファーを出している件


新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のお引き立てを受け、たいへんありがとうございました。
本年も、サッカーの無料動画から、ニュースのコラム、果ては電波タップリのゆんゆん記事まで、幅広くエントリーをして行こうと思っておりますので、今年もどうぞよろしくお願い致します<(_ _)>


では、新春一発目のエントリーです。




浦和レッズが、ドイツ・ブンデスリーガのフランクフルトに所属している高原直泰にオファーを出したというニュースが、昨年末に出ました。しかも、
浦和が来年1月獲得へ正式オファーを出しているフランクフルトFW高原直泰(28)の去就に関し、高原と契約するトーマス・クロート代理人が早期決着を宣言していることが30日、分かった。

 関係者によると、同代理人は「交渉はすでに終わっている」と断言したという。すでに浦和の中村修三GMは22日に高原との直接交渉を済ませており、推定1億2000万円の年俸など条件面で合意に達している。フランクフルトとのクラブ間交渉を残すだけだが、代理人は自信満々。1月6日にフランクフルトのポルトガル合宿がスタートするまでに浦和・高原が誕生するかもしれない。
ということで、移籍は時間の問題みたいです。
たしかに、今季の高原は出番も少なく、同僚の稲本潤一がコンスタントに出場していることを考えると、早々に移籍を仄めかしていた気持ちも分るように思います。 けど、まさか浦和を選ぶとは、お釈迦さまでも分らなかったんじゃないでしょうか。 つうか、浦和が高原を選ぶこと自体に首を傾げますけどね。 だって、既に浦和は、ワシントンの後任!?で、新潟にいたエジミウソンを獲得したわけで、そうすると、永井雄一郎、田中達也、エジミウソンがいて、他にもスタメンこそ出番はなかったものの、エクスデロ・セルヒオや小池純輝といった面々がいるんです。 そこに高原が入るとなると、スタメンとして有望な選手が4人になっちゃうわけで、浦和のフォメはツートップ。 ですから、2チーム分のトップ選手をかかえることになってしまいます。 そりゃ、昨年はACLの過酷な日程で、リーグ優勝を逃しましたけど、そこまで選手を揃える必要はないと思います。 選手を揃える前にやらなきゃならないことはたくさんあると思うんですが...



仮に、浦和がリヴァプールのヴェニテス監督がしていたようなローテーション制を導入したとしても、上手く行くとは思えません。 なにしろ今季のリヴァプールが、微妙な浮き沈みに苦しんでいるのですから、机の上の計算で、ローテーション制が望まれることもわかりますが、結局のところ、入れ替えによる選手間の呼吸に微妙なズレが生じてしまい、希望するような結果は得られないでしょう。 それくらい、ピッチの上での一体感と云うかフィーリングというか、なんていうか皮膚感覚的な空気ってのは、継続することでしか得られないものなのだと思います。

それにツートップのフォーメーションを選択する以上は、コンビネーションを考えると、スタメンでの組み合わせがほぼ決まります。 同じようなタイプをトップに並べて攻撃が機能することは、まず考えられませんから、おそらくシーズンが進むにつれて固定化されることでしょう。 今季のマンチェスターユナイテッドのウェイン・ルーニーとカルロス・テベスのようなケースもありますが、あれは、二人が二つのタイプを上手に使い分けられるからなのであって、そこには、サードアタッカーともいえるクリスティアーノ・ロナウドの存在が加わることで、爆発的な効果を産み出します。 ですが、申し訳ないけど、浦和の選手が彼らほどの実力を兼ね備えているとは考えにくいです。 ですから、最初に言ったような、連携における機能不全の心配が生まれてしまい、さらにその先には、ノンタイトルというありがたくない称号も待ち構えてしまう恐れすらあります。


過密日程を前にして、選手層を分厚くしたい気持ちも分らなくもありません。 しかし、だからといって多くの有望な選手を抱え、飼い殺すことはサッカー界にとって百害あって一利なしだと思います。 それに出場機会がなくなってしまえば、機会を失った選手は、機会を求めて出て行くのも常。 もしもそうなったとしたら、混乱をきたすのはいつもフロント。 そしてその混乱がチームを弱体化させたりするから、やっぱり、選手の抱きこみに関しては賛成できません。 それはFWだけじゃなく、どこのポジションでも同じこと。 大分から梅崎を獲得し、ザルツブルグからはアレックスが戻ってくる。 小野伸二がドイツに行くんじゃないかなんて話が出てますが、それでも中盤は人が多すぎる。 DFも然り。 今野には振られちゃったみたいだけど...

補強が大切なことはわかるのですが、物事には限度っつうもんがある。 だいいち、そんなに選手を集めたところで、オジェックが使いきれなきゃそれまでなんだから。


ということで、いつの間にやら移籍市場の主役になってしまった浦和レッズ。 Jの覇権は、天皇杯も制覇した鹿島に移りつつあるいま。 もう一度足元を見据えた上で、来季の戦略を立てて欲しいです。 世界3位に輝いたとはいえ、2位との差は果てしなく大きい。 そして彼らは、長い年月をかけて、じっくりと熟成させた強さをもっています。 浦和が世界に名だたるクラブになるために、焦らないクラブ経営を実現して欲しい願う、2008年元日なのでした。


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posted by 秋日晴雄 at 23:15 | 埼玉 雨 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本>浦和レッズ このエントリーを含むはてなブックマーク

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