エヴァトン-アーセナル無料動画
◆イングランド・プレミアリーグ Week20(第20節)
エヴァトン 1-4 アーセナル
◆得点者
エヴァトン
ティム・ケイヒル (19')
アーセナル
エドゥアルド・ダ・シルヴァ (47') (58')
シェイ・エマニュエル・アデバヨール (78')
トマス・ロシツキー (90'+4)
◆試合メモ
・ガナーズはロシツキーとアデバヨールをベンチスタートにさせる。ところが、エヴァトンの試合入りが素晴らしく、ガナーズは中盤のポゼッションを完全に失っていた。 前半のエヴァトンは、サッキのミランを彷彿させるかのような高い位置でプレッシャーを掛けつづけ、試合を完全に支配していた。ただし、ディフェンスラインを押し上げるのではなく、フラットに並んだ中盤がアーセナルの攻撃を食い止める形で、最終ラインからのカウンターというよりも、中盤の底からのカウンターといったった感じ。 なのでカウンターというよりもジャブに近い。 そして、これが絶大な効果を発揮して、ガナーズの動きを完全に封じ、ひいては先制点に繋がった。
・ところが、後半に入ると一転。 エヴァトンの選手は、前半で体力を使い果たしてしまったのかと思わせるほど動きが落ちた。 前半に見せた素晴らしいプレッシャーはみる影もなく。
・そんな動きの落ちたエヴァトンを見逃さないのところが、ガナーズらしい。 後半に入って、ダ・シルヴァが続けざまに2点を決め、逆転に成功。 けれども、この段階では彼の個人技に頼らざるを得なかったというのも亦事実。前半と同じように、セスク・ファブレガスの動きが消されているように映った。
・ヴェンハーの退場でダ・シルヴァに代えてアデバヨールを投入。 これが奏功し、アーセナルは本来の動きを取り戻したように思う。 そして彼の追加点が生まれたのは、そのことを裏付けるものだろう。
・で、最後の終了間際にロシツキーが交代で入って、ロスタイムでだめ押しのゴール。 少ない時間でキッチリと仕事をする辺りはさすが。
・この試合をみると、エヴァトンはデビッド・モイーズ監督の力で、現在6位にいる。 前のチェルシー相手に引き分けたときも、彼の戦術によるところが大きかったと思う。 一方で、前半のガナーズはまるで別のチームかと思わせるほど悪かった。 ツートップにしたことで、前線の孤立を生んでしまった可能性もあるかもしれないが、それ以上に、連携が機能してなかったように思う。 ロシツキーとアデバヨールの二人をベンチスタートにしたことが影響しているだろう。 前線の二人を入れ替えた途端に機能を失うようでは、この先の過酷な戦いを乗り越えられない。 このところの試合を観る限り、メンバーによって強さに格差が現れてしまうことが、今後のガナーズに一抹の不安を残す。 今後は、ヴェンゲル監督の手腕が、チームの浮き沈みに大きく影響するだろう。
◆試合後の監督談話
「私はハーフタイムに選手交代をしようかと思った。しかし、我々が苦戦している理由はマンチェスター・ユナイテッドの結果を聞いてナーバスになっていると感じたんだ」
「ハーフタイム明けすぐにゴールを決めたのは大きかったと思う。1−1となって試合は変わった。エバートンはフィジカル的に落ちたね」
「4−1というほどの内容ではなかっただろう。だから、エバートンにとっては難しい試合だったね。(アーセナルFWベントナーの退場後)彼らの選手(MFアルテタ)も退場になった。これにより、追いつくことは不可能になったんだ」
「我々にとっては大きな結果だね。常に戦うことができると証明した。シーズンの序盤から、一体感とキャラクターが素晴らしいと言ってきた。非常に野心的でハングリーだね。1点のビハインドを背負い、再びそれを示してくれた。そして、私たちは勝利を手にしたんだ」
◆補足
ヴェンゲル監督の言葉を借りれば、一体感を作れるメンバーが決まっているということになると思います。 チーム内に派閥が出来てるかどうかはわかりませんが、アデバヨールのゴール後に、彼を囲んだメンバーの表情が、とても楽しそうだったのは、最初の2ゴールを挙げたダ・シルヴァの時とは明らかに違っていたことに気付いたのは私だけでしょうか。 思い込みかもしれませんけどね。。。 ただ、アスリートの若い人ってのは、我が強かったりするから、好き嫌いがあっても当然だと思います。 カカーみたいに敬虔なクリスチャンなんてのは、例外もいいところ。 なので、ギャラスが兄貴として、プレー以外のところでも献身的な働きをしてくれると、ますます強くなって、プレミアシップ制覇と、悲願のビッグイヤーにググッと近づくような気がします。
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