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2010年12月23日

受難のラファ


考えよ! ――なぜ日本人はリスクを冒さないのか? (角川oneテーマ21 A 114)

インテルのラファ・ヴェニテス監督の解任が囁かれて久しい今日この頃ですが、モラッティ会長がポツポツとリークしてるみたいですね。 元ミランのレオナルドの名前が挙がっているのにはびっくりしました。

さて、とりあえず、モウリーニョが去った後のインテルに、ラファが就任することになった時点で、こうなることは朧げながらわかっていたことではありますが、クラブワールドカップで優勝したにもかかわらず、優勝の直後に更迭が具体的な話しになるというのは、本人の心中は穏やかざることでしょう。 なにせ、まだ本人は、誰からも解任されてないと言っておりますので。

そもそも、モウリーニョが築いたインテルというのは、選手がモウリーニョの指示に忠実であり、彼の指示を実行すれば結果がついてきたわけなので、そういう体制の上に成り立っていた強さでした。 ところが、後任のヴェニテスには、モウリーニョ程の求心力もないし、それこそ一挙手一投足に至るまでの細かな指示は出せないのでしょう。 その結果が、マテラッツィに『タイトルを手にしたのは、ベニテスの力ではない。世界一になれたのは、クラブのおかげなんだ』と公言されてしまった、ということですね。

けど、モウリーニョの後を引き継ぐと決めたのはヴェニテスだし、前任者がだれであれ、監督を引き受けた以上は、結果を出さなければなりません。 マテラッツィの発言から察すると、監督と選手との関係もギクシャクしているようなので、おそらく選手はモウリーニョに傾倒したままでしょう。 だからこそヴェニテスは解任されると考えるのが筋。 そして重要なことは、ヴェニテスの後任監督はやりやすいだろうということ。

簡単に言ってしまえば、モウリーニョ=○ ⇒ ヴェニテス=× ⇒ ラファ後任者=○ というような、敵の敵は味方のような心理が、選手たちに芽生えるだろうから。 そして、モウリーニョからワンクッション入ることで、モウリーニョの影響力が薄れることも、ラファの後任監督にとっては好都合。 レオナルドなのかスパレッティなのか、それともカペッロなのか。 監督の個性と順番とを考えればカペッロが最適のように思います。 ただ、このタイミングでカペッロがイングランド代表を退任するとは思えないけど。 ともあれ、現在7位のインテルが、監督交代によって強化したとしても、おそらく今季のスクデットは無理でしょう。 今季のミランは安定していたもののピルロが故障で離脱するようなので、このまま独走というのは難しくなりそうではありますが、ミランの下にはナポリ、ラツィオ、ユーヴェが控えていますから、インテルは、これから先の試合で、いかに勝ち点を取りこぼさないかがスクデットへの絶対条件。 はたして監督が代われば劇的な変化が起きるのか、それとも今と変わらず徐々に衰退の一途をたどるのかどうか。 カギはモラッティ会長次第です。 てか、イタリアのクラブはオーナーがダークな力を発揮して、勝手に補強選手を決めたりするそうなので、そういうワンマンオーナーの呪縛から解き放たれるということを考えると、案外ラファの狙い通りだった?と穿ってみちゃったりしちゃったりします。

とりあえず、クラブ世界一おめでとうございました。

追記:ザッケローニ横取りとかは絶対に止めて欲しい。 モラッティならあながちやりそうな気がしてチョット怖い。




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posted by 秋日晴雄 at 00:15 | 埼玉 ☔ | 人物>未分類 このエントリーを含むはてなブックマーク

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