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2010年12月15日

狩り場と化すJリーグ。 二匹目の泥鰌はいない。【J特】


Jリーグエンタープライズ 2011日本代表 オフィシャルカレンダー壁掛け
Jリーグエンタープライズ 2011日本代表 オフィシャルカレンダー壁掛け

浦和レッズの細貝萌(ほそがいはじめ)がブンデスリーグのレバークーゼンに移籍するというニュースが出ました。 気になったのは、レバークーゼンからさらにレンタルで2部のアウクスブルクに移籍するのだそうで、よくわからないです。 本人が了承しているのかどうなのか、細貝萌オフィシャルウェブサイトのメッセージはまだ発せられてないです。

さて今日は、彼が抜けて浦和がどうなる?とかそういう話題にはふれずに、岡崎、家長、そして細貝と、日本代表クラスのJリーガーが、軒並み海外へ流出している現状を考えてみます。

二匹目のドジョウはいない。


2010年シーズンのJリーグが終わって、契約終了になる選手がいれば、先に挙げた彼らのように海外へ進出する道が開けた選手がいます。 もっと上のクラスでプレーしたいという向上心あふれる選手達にとっては、海外進出は是非もないです。 この冬で、これだけの選手にオファーが届いたのは、日本代表がワールドカップでベスト16に残ったからでしょうか。 それもあるでしょう。 しかしそれだけではないですね。

もっとも強い影響があるとしたら、香川真司でしょう。

ドルトムントの主役を担う活躍は、すでに聞き及んでいるとおりです。 ドルトムントの素晴らしい買い物は、他のクラブからみても喉から手が出るほどうらやましい限りでしょう。 なので、短絡的ではあるけれど、Jリーガーにオファーを出してくるクラブは、香川と同じような選手がいるんじゃないか?という打算があるように思えます。 では、岡崎、家長、細貝等が香川同様に活躍できるかどうか? 答えはNoでしょう。 個々の能力の問題でNoというのではなく、やはり組織にマッチするか否かが成功のカギを握っているからです。 香川の場合は、本人のセンスも去ることながら、クラブに完全にフィット出来たことが、成功の大きな要因です。 自分の役割と他の選手の役割が、おおよそ相互理解出来ていて、そのうえで監督が彼らを指揮しています。 ある意味、理想的な組織と言えるかも知れません。 その結果が、いまブンデスリーグで首位を走るドルトムントになります。

シュツットガルトにせよマジョルカにせよアウクスブルクにせよ、ドルトムント程の組織力があるとは到底思えません。 マジョルカに至っては、深刻な経営難から主力二人を放出すると噂されていますので、もしも二人が出て行ってしまったら、弱体化した組織として戦わなければなりませんから、苦戦は必至。 そのような状況下のクラブへ加入したら、香川並みの活躍は難しいです。 もっとも、家長がクラブを救う救世主になる可能性はないこともないのでしょうが、やはりそこまで求めるのは酷です。 とりあえず、家長がバルサとマドリーに対峙するところは観たいと思いますが…


Jリーグは弱体化するのか?


Jの主役が次々と海外に出て行ってしまうと、Jリーグ全体のレベル向上が難しくなる危険性はあるでしょう。 とはいえ、彼らだけがJリーグを牽引していたわけではないので、弱体化する心配はないと思います。 心配なのは、イレブンミリオンプロジェクトに代表されるような観客動員の問題です。 海外からお呼びのかかる選手というのは、当たり前ですが、各クラブにおいても主力であり、また代表候補や経験者でもありますから、やはり集客力というのを持っています。 そんな集客力と決定力とを持った選手がいなくなれば、お目当ての選手が観られないのを理由に、スタジアムから足が遠のく人も出てくるでしょう。 ワールドカップ特需にあやかれずに観客動員数が2連連続で下落しているJリーグは、選手個人に頼る集客方法からは方針転換しなければなりませんね。


日本サッカー界の底上げ


ともあれ、Jリーグの観客動員数が減ろうと海外へ飛び出していった選手達が分厚い壁にぶつかろうと、日本人選手の多くが海外クラブでの経験を積むことは、日本サッカー界にとってはプラスにしかならないです。 海外のクラブで先進的な戦術やトレーニングを経験することは、彼ら個人だけにとどまらず、彼らがいずれ日本に帰ってきて後進の育成にあたれば、これまでのような知識だけの教育ではなく、知識と経験の両面から、育成に携わることが出来るので、若い選手、とくに小中学生くらいの伸び盛りの選手達は大きく成長することでしょう。 それが10年後なのか20年後なのかは断定できませんが、次に日本でワールドカップを開催する日が来るまでには、大きな効果となって顕れていることかと思います。

ただ、いずれにしても、Jリーグ人気が低迷しているのは間違いないので、有力な選手が海外に流れていくなかで、どうやってJを盛り上げるべきなのか、そのへんのことを再考するにはちょうど良いきっかけになる気がします。 

『ドコソコのだれ某は海外でも十分通用するね、絶対!』と、そんな選手を発見する楽しみ方もアリかなぁとは思います。




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posted by 秋日晴雄 at 00:23 | 埼玉 ☁ | 日本>未分類 このエントリーを含むはてなブックマーク

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