「ただ、我々も初戦で彼らに敗れてから立ち直った。あのときよりチームが良くなっているのは確かだよ」
「ロシアが世界ランキングで遠く及ばないことは知っている。スペインの代表選手たちは4〜6日ごとにタフな試合をこなしているね。それは、スウェーデンもオランダも持っていないものだ」
わたしは、ヒディング監督のチームというのがあまり好きじゃないです。
スウェーデンとオランダを撃破して準決勝に駒を進めたロシアの監督、フース・ヒディング。 今大会、グループリーグの初戦でスペインと対戦し1−4という大敗を喫し、こんどは負けないぞ!と気持ちを新たになさったようです。

ロシア ホーム ユニフォーム
ヒディングマジック?
ロシアの快進撃に伴って、あのときのように、またゾロ言われ始めたみたいです、マジック。あのときというのは、02年のワールドカップで韓国代表の監督だったとき。 アジアの1,2を争う日本と韓国がなぜかグループリーグを突破して、日本は決勝トーナメント初戦で敗退しましたが、韓国は3位決定戦に出るまでの結果を残した、あのときです。
決勝トーナメントの初戦でスペインを破り、準々決勝ではイタリアを撃破。 無尽蔵のスタミナと無節操な判定に包まれたまま、試合では果てしないプレッシャーを相手に掛け続けることで相手のミスを誘発し、相手がミスした瞬間に8人くらいが攻撃に参加する、っていう仙術で一躍有名になったのがヒディング・マジックでした。
それが、ロシアというチームで再び披露されました。
もともと前評判の高くなかったロシアですから、優勝候補の筆頭に躍り出ていたオランダを破ったことで一躍話題の中心になり、02年の韓国に続く快進撃だと、再びヒディングの手腕に注目が集まり始めたわけですね。
けど、あくまでもワタシの意見ですが、マジックという言葉は適切ではない、というよりも使わないで欲しいと思うのが正直なところです。
ヒディングの指揮するチームが強くなるのは、ヒディングが明確な戦術を持っていて、選手を選考するときに、それに見合った選手を集めます。 いうなればヒディングチルドレン。 そして、ヒディングが選手に求める能力として、【戦術理解>スタミナ>>>テクニック】というのがあるように思います。 自分で描いているチームを作るために、どんな能力を持った選手が必要なのかがハッキリしているのでしょう。
これが戦術を実現させるための秘訣のような気がします。
ヒディングのチームの特徴は、プレッシャーが早くて攻守の切り替えも早い。 おまけに、勝つためには従来のフォーメーションと言う概念を取っ払っちゃって、残り時間が少なくなるとFW5人とか、FW6人とか、そういうやり方です。 でもって、ほとんどの選手が、ヒディングの求める動きを実現しています。 そして、それこそが、どうしても好きになれない理由です。
プレッシャーの早さは、まるでモグラ叩きのモグラのような動き。 ボールを持った相手に対して一定の距離を保ちつつダッシュで寄せてみたり引いてみたり。 攻守の切り替えに至っては、相手がミスした瞬間に全員の攻撃スイッチがONになったみたく、『しゃーっ!いっけぇーーーっ!』みたいにみんなで寄ってたかって一斉に攻め込む。 なんていうか、動きが機械的過ぎるんですよね。 決められた動作を繰り返すだけの機械、みたいな。
そういう機械的過ぎる選手の動きを観ていると、あの人達はサッカーをやってて楽しいのだろうか?なんてことを思ったりします。 サッカーには創造力が必要ですからね。 そりゃ、確かにヒディングが掲げているスタイルは、理想的なサッカーなのかも知れないですよ、けど、サッカーってのは、機械的にやるものじゃないと思うんですよ。
監督の戦術を浸透させるのは大切ですが、選手の個性を潰してまでもヤラせるというのはどうかと思う。 もちろんアタシが選手の生の声を聞いた訳じゃないですから、観ているこっちの勝手な思い込みなのかも知れないですけど、ルーチンワークになったサッカーってのは、やっぱり好きになれません。 ある意味、単調なサッカーは、wktkすらないし、血眼で相手に寄せてく姿を観てると、ヘタすりゃウザささえも感じてしまいます。
とは言え、ヒディングは自分のやりたいサッカーを実現するために、厳しい選手選考をしたり、自分で靴をすり減らして選手を発掘したりするのでしょうから、そういうストイックさは大切なように思います。
自分の描く理想的なサッカーと自分のチームの国民性とで共通する点を洗い出し、最も効率的に効果を発揮しそうな能力を見極めた上で、選手個人とチームとの力を伸ばしていく。 しかも、自分の理念を受け入れられる気持ちを持った人の中から選抜して。
おそらく、その辺にヒディングがチームを選ぶときの選考基準があるような気がします。 就任したチームが、韓国だったりオーストラリアだったりロシアだったりと、いずれも世界的に有名な選手がいなかったり、いても一人くらいだったりしますから、人気があって個性の強い選手を多く抱えているチームは選ばないのでしょう。 いや選ばないと言うよりも戦術を浸透させられない、と考えて選ばないのかも知れないです。
そう考えると、ヒディングも結構オレオレ主義者のように思えてくるから不思議です。
ということで、ヒディングを好きになれない勝手な理由を書いてきたわけですが、これから迎えるスペイン戦はどうなるものか、全然わかんないです。 ただ、どんなにヒディングの思い描くチーム作りと戦い方が出来たとしても、選手は機械じゃありませんから、どこかでほころぶ。 そのほころびをどう直すのか、そのあたりにロシアが決勝に進出するためのヒントが隠されているような気がしてならない今日この頃なのでした。
五島軒創来の味!ボルシチスープ




前線からのハイプレッシャー、ポジションにこだわらない味方を追い越すムービングパスサッカーは、今期のアーセナルの代名詞でした。
スウェーデン戦などは、まさにアーセナルを彷彿させるような美しい連動の攻撃が、何本もあったと思います。
選手全員のクオリティが欧州トップレベルのクラブチーム並であれば、もっとすごかったのではないかと思います。
管理人さんは、どのようなサッカーがお好きなのですか?
実力の劣るチームで、ハイプレスが嫌いとなると、ギリシャのようにディフェンスラインを低く保って、カウンター1発にかける感じがお好みなのでしょうか?
そういえば、ジーコジャパンは低いデイフェンスラインを引いているのに、パス主体のポゼッションを目指した珍しいチームとして、欧州で注目されてましたね。
このスタイルでしょうか?
そのヒディング戦術なんだと思うのですが(汗
相手のミスを誘うディフェンスから、
ボールを奪ったときにほとんどの
人間が攻めに動き出しができる、
というのは、とても素晴らしい技術だと思います。
そして、おいそれと相手も攻め込ませてくれませんから、
それぞれの個性、ひらめきを絡めて良くことになる。
逆に言えば、イタリアのようにカウンター一閃といった
どこか優れた1つの戦術が無いようであれば、
その動きが出来なければ世界に太刀打ちできません。
というか、ワールドクラスは当たり前に行う行動です。
そして、現在それがより徹底されているのがロシア、と。
また、イタリアの凄いところは、カウンターを主戦術に
おきながらも、ポゼッションサッカーも出来るところ。
あ、自分、イタリア嫌いなんですけどね(汗
FWが6人とかの話ですが。
延長などが無く、90分で試合が終わってしまうような
グループリーグなどでは状況によってかなり有効だと思います。
引き分けが負けに等しい場合は負けても同じ、
引き分けが勝ちに等しい場合は同点に追いつきたい、
この状況下で攻めない理由がありません。
逆に6人にもしてポジションを被らせることなく
機能させられるのは、ある意味凄い技術だと思います。
おそらく管理人さんは、いわゆる昔の南米サッカー、
昔ながらのポゼッションサッカーが好きなのかな。
ボールをとってもまずはキープ。
ゆっくり様子を見ながら隙を伺うサッカー。
でも、ボールを奪った瞬間に、それぞれが先を見て連動して動ける、
相手のゴールに近く、パスを受けれるところに走れる、
そしてパスを出したりスペースにドリブルしたり、
これらは全て状況判断、すなわちひらめきのあるサッカーだと
私は思うのですがどうでしょうか。
確かに切り替え自体は機械的でも、
それぞれの動き自体が機械的なら、
おそらくロシアはここまで勝っていないと思います。
長々と失礼しました〜。
管理人さんはどういうスタイルの
サッカーがお好みか明確に示されて
いないと思います。
多分、選手の個性が発揮できる監督
がいいと言っているだけのような
気がします。
ただオーストラリアも韓国も
十分個性的なサッカーをしていたし、
今もしているし、何が個性的なのか、
よく分からない文章です。
反対意見をおっしゃるのは自由ですが、
きちんと論理立てて裏付けを付けて、
ロシアが理想とするサッカーの手法と
ヒディングの手法との誤差を明らかに
しないと、叩かれると思います。
コメントありがとうございます。
早くもビッグクラブが何人かの選手に触手を伸ばし始めた見たいですね。 移籍しても活躍できると良いのですが。。。
コメントありがとうございます。
ヴェンゲルは嫌いじゃないですよ、わたしは。 今季は後半の失速が残念でしたよね。
>管理人さんは、どのようなサッカーがお好きなのですか?
抽象的な表現で申し訳ないんですが、『色気のあるサッカー』が好きです。
コメントありがとうございます。
長文どころか、真摯なご意見を承って光栄です。
>これらは全て状況判断、すなわちひらめきのあるサッカーだと
私は思うのですがどうでしょうか。
まさにソレですね。 状況に応じて色んな手を使えるといった感じでしょか。
いやはや頭が下がります<(_ _)>
コメントありがとうございます。
>多分、選手の個性が発揮できる監督がいいと言っているだけのような気がします。
おっしゃる通りです^^;
>何が個性的なのか、
よく分からない文章です。
未熟ですみません...
>ロシアが理想とするサッカーの手法と
ロシア事情に疎くて申し訳ないです...
ちなみに、叩かれるほどに注目を集めるブログじゃないので、その辺はあんまり心配してなかったりしますw
こんなにもたくさんのコメントをもらった事がなかったので、ぶっちゃけ、嬉しくてしょうがないです^^;
貴重なご意見をありがとうございました<(_ _)>